台湾に行ってきました!

台湾行きのきっかけ

 ありがたいことに、海外でも『ちびころ バルーン』をかわいがっていただいておりますが、実は台湾からのHPへのご訪問や問い合わせが多いのです。
 台湾ではバルーンメーカーさんが『ちびころバルーン』用のバルーンセットを、ショップさんでは『ちびころバルーン』用のシールが販売されていたりなど、 たくさん『ちびころ』をかわいがってくれています。そんな台湾へ、いつか行ってみたいなぁ~と思っていました。



 6月に開催された『ツイスターズ2019in関西』で台湾から来日されたインストラクターの宋俊霖さんに『台湾国際気球大会(TIBA)』 の開催を教えていただき、同じく台湾から参加されていたTIBAのスタッフの葉子さんから『台湾ではちびころが人気なのでTIBAに来て欲しい』とおっしゃっていただきました。

 これで完全に背中を押されてTIBAが開催される8月17日~20日に台湾へ行くことにしました!

今年の七夕の短冊には
『我想去台湾国際気球大会!』

台湾国際気球大会 TIBA とは




 2年ごとに台湾の高雄で開催されるバルーンのイベント。

・コラムコンテスト
・コスチュームコンテスト
・パフォーマンスコンテスト
・ライブツイストコンテスト
・ウインドウディスプレイコンテスト
・テーブルセンターピースコンテスト
・ミディアムスカルプチャーコンテスト
・ワークショップ
・ディナーパーティ

 会場は夢時代(Dream Mall)と言う台湾最大(世界でも11番目)のショッピングモールで開催されました。
 今回はは私だけが日本からの参加のようでしたが、今までには『ひねり屋ジャッキィさん』、 『家泉あづささん』、『柴田あかねさん』、 『パフォーマーYojiさん』が日本からゲストとして参加されております。

台湾国際気球大会 TIBA にて

 頼みの綱は宋さんと葉子さんだけですが、お二人はコンテスト&スタッフなので大会中には頼ることができません。 知り合いがいなく中国語が分からない状況なので不安もありましたが『ちびころ』が何とかしてくれると、 『熊讚 Bravo』、『酷樂樂 Kuroro』、『爽爽猫 SongSongMeow』をお供に空港から会場まで直行しました。

熊讚 Bravo』は2019年の台湾版ゆるキャラグランプリで第1位になった台北市のPRキャラクターです。
酷樂樂 Kuroro』は第2位で『熊讚』とダブルフェイスになっています。

 会場に着くと、コスチュームコンテストの準備中でした。残念ながらパフォーマンスコンテストには間に合いませんでした。
 会場の写真を撮っていると、『ちびころの写真を撮らせて欲しい』と声をかけていただきました。もちろん喜んでOK♪
 すると周りの人がスマートフォンを取り出して何やら確認をしているのです。
 『Is that you?』スマホにはツイスターズで宋さんと葉子さんと一緒に撮った画像が!
 何と『ちびころの作者がTIBAに来るので助けてあげて!』と拡散してくださっていたのです。
 このスマホのやりとりは何度もありました。そして皆さんご自身で作った『ちびころ』の画像も見せてくださいました。 中には小学生の女の子までわざわざ会いに来てくれていました!

 台北から参加されていたサークルの中に日本語が堪能な方がいらっしゃり、そのグループに合流させていただきました。

 作品の解説や他の方との通訳など、何から何まで助けてくださったおかげでTIBAを10倍楽しむことができました。 コンテストの作品はショッピングモールの様々な場所に展示されており、教えていただけなければ見ることができなかった作品もあったかもしれません。

 スタッフルームにも入れていただき、関係者の皆さんや各国のツイスターの皆さんにもご挨拶をさせていただきました。
 香港、タイ、シンガポールには自国でのバルーンアートの大会が少ないそうで、皆さんTIBAに参加されるそうです。 ですのでTIBAには各国からの参加があり、台湾の皆さんはアジアのツイスターをよくご存じでした。

 ワークショップは完全に上級者向けです。1講座は3時間ほどもあり途中でティーブレイクが入りケーキをいただきます。

 3日目の夜にはパーティがありました。歌などのアトラクションを楽しみながら、本格的な台湾料理をいただきました。

 ここでプロデューサーの計らいで想定外のびっくりするようなことが起こりました!楽しい経験をさせていただきました。

 このパーティの最中にライブツイストとコンテストの結果発表がありました。

日本のバルーンイベントとの違い

ワークショップのレベルが高く1作品の時間が長い

 1講座3時間くらい。完全にプロ向き。途中でおやつの時間が入る

海外(台湾以外)からの参加が多い

 香港、中国、マレーシア、タイ、シンガポールなど

コンテストのルール

 使用できる材料や商標権、著作権など

コンテスト参加の年齢層が若い

 おそらく平均年齢20代
 2年前に比べてものすごく若返ったそうで、一体この2年で何が起きた?と台湾の参加者の方も不思議がっていました

JAMルームが無い


『ツイスターズ』より『JBAN』や『QBAC』なイメージでした。

PROLLOON 台湾気球博物館へ

 3日目は日中に台中にあるバルーンメーカーPROLLOONさんまで行ってきました。
 PROLLOONさんは台湾唯一のバルーンメーカーで日本でもドン・キホーテなどで購入することもできます。 また日本で人気のフィルムバルーンも実はPROLLOONの商品だったりします。
こんなセットも!)

 TIBAの開催されている高雄から台中までは新幹線で1時間程度です。外国人割引があって指定席で2000円程度です。

 ガイドの方は日本語ができないとの事で、英語の案内を用意してくださいました。

 台湾の風船の歴史、工場の見学、風船の手作り、風船あそびの2時間コースで、親子20名程度の参加でした。
 正直中国語は何を言っているのかほとんど分かりませんでしたが、参加されていた皆さんが終始笑顔で心がほっこりしました。
 スタッフの皆さんが何かと気を使ってくださりありがたかったです。

六合夜市

 ホテル最寄りの美麗島駅は世界で2番目美しい駅。そしてホテルの目の前では夜市が開催されていました。
 Perfumeの『肌美精』のCMの舞台です。

 私は、炒飯(約200円)、水餃子(10個約170円)、パパイヤミルク(約200円)、愛玉冰(約70円)でお腹いっぱい!
 とにかく安くて、1000円で食べきれないほどです。
 事前に食べたい屋台をピックアップしていたのですが、結局1日しか夜市に行くことはできませんでした。
 ですので食べれなかった名物を食べるためにも台湾再訪を心に決めました。

バルーンショップ

 ホテルの近くを散策すると、バルーンショップが!
 思わず入って店主さんとお話をさせていただきました。
 歩いて行ける範囲にまだ数件バルーンショップがあるようで、台湾では日本よりバルーンショップは身近なのかもしれません。
 もしかしたら台湾のクオラテックスの総代理店が高雄にあるからかもしれません。 ちなみにTIBAは主催者であるクオラテックスの総代理店の藝人企業有限公司が高雄にあるために高雄で開催されているそうです。

 ショップのオーナーさんにおいしいお昼ご飯屋さんを教えていただき路地裏のお店へ~♪

 本当に地元の人が行く店で、教えていただかなければ入るのに躊躇してしまう店でした。
 メニューも何か書いてあるのか分かりませんでしたが、そういえば麺食べてないな~と思って適当に麺を注文♪ 予想では海鮮焼きそばだったのですが、揚げそばの入った海鮮ラーメンでした。
 具に、野菜のほかに、エビ、牡蠣、あさり、何かの魚、つみれ、豚肉、レバーが入って約200円!
 薬膳っぽい味と香りの体によさそうな優しい味のスープでした。凄く辛いと言う調味料を足したらめっちゃおいしくなりました!
 店内にお客さんは私一人だけでしたが、ひっきりに無しにお持ち帰りのお客さんが来ていました。後で調べたら、近くの学生や会社員の御用達のお店のようでした。

ジャパンカルチャー

 いたるところで日本のキャラクターを見ました。

 TIBAの会場の夢時代では日本のアニメフェアをしていました。
 地下鉄の中や駅の構内にも日本のアニメやゲームのキャラクターを見ることができました。
 もしかしたら日本以上かもしれません。
 その中で一番よく見たのはサンリオのキャラクターでした。

台湾に来て気が付いたこと

レッドポンプを使っている人がいない

 日本では定番のレッドポンプですが使っている人は全く見ませんでした。
 ほとんど全ての人はクオラテックスの緑色のダブルアクションのポンプを使っていました。
 私のレッドポンプを見たことないと言っている方もいらっしゃいました。

風船棒がない

 『ちびころ』をりんご飴にするのに使う風船棒ですが、これは台湾にはありません。
 これは何となく薄々気が付いていました。台湾で『ちびころ』を作っている方はもっと太い棒を使っていてもしかして無いのかなぁと思っていました。
 私の作った『ちびころ』を皆さん興味深く見てくださっていたのですが、棒を不思議そうに見ている方が何人もいらっしゃいました。
 『この棒は何?特別の棒?』と聞かれ袋で持って行った風船棒をお見せすると皆さん写真を撮っていました。

センペルテックスについて

 日本より多湿の台湾はセンペの品質の変化は日本より深刻。
 どうしてもセンペを使わなければいけない理由がない限りはセンペは使わないようにしているとのこと。
 センペの代わりにベトナムのDecomexを勧めてくれました。(260、100本で630円程度)

台湾の神様は別格

 『ちびころ』でいろんなキャラクターを作りましたが、1番人気は『台湾の神様』!
 参加者、会場にいた一般の方、屋台、マッサージ店などなどで『ちびころ』を売って欲しいと言われましたが、それもみんな『台湾の神様』でした。
 キティちゃんやチョッパーの『ちびころ』を持っていても、大人はもちろん、ちっちゃな子まで『台湾の神様』がいいと言っていました!  台湾のバルーンショップでは『ちびころ 台湾の神様』用のシールも販売されています。

Special Thanks!

 台湾の皆さんはみな優しかったです。
 お会いできた全ての皆さんに感謝しております!

Special Thanks 宋俊霖さん、洋子さん、Lin-lin linさん!


璋 (Jeff Wong)さん 創藝工房 Balloon Factory

陳莉莉 (Tan Lily)さん

廖柏勳(Po-hsun Liao)さん

Kaiumporn Teeさん

馬丁王 (Martin)さん 奇魔誌愛SHOW工作室

彩飛屋 (Flying Colors)さん


非常感謝!我肯定会再次去台湾!

P.S.

 台湾遠征をきっかけにインスタグラムを始めました!
(実はアカウントだけは前から持っていました)
 インスタグラムにはもっと台湾の画像をUPしていますのでよかったら見てくださいね♪

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